2012年3月19日

BRM317-京都-300km Report

今シーズン初の300kmにして、私史上、初の雨ブルベ。

週間予報で天気の様子を見ていましたが、週末が近づくにつれて条件が悪くなってくる。
木曜日の夕方に突如現れた花粉症?で、鼻水とくしゃみで溺れかけ、寝不足&筋肉痛と体調も悪い。
DNSとすべきかどうか、かなり悩みましたが、SRを目指すにはボーナスコースと言われるこのコースを外すのはもったいない気がするのと、気温が高く、風も強くなさそうだったのでとりあえずスタート地点までは行って見ることにしました。
少なくとも雨なら花粉は飛びません。

駐車場についたのが、5:00過ぎ頃でまだポツポツ降っていましたが、車中で朝食を取りながら悩んでいると次第に止みましたので、参加を決定。
スタート地点の久御山公園で降り出しましたが、ここは腹をくくって待っていると、ブリーフィング、スタート時にはすっかり上がり、このまま持ってくれれば・・・。

途中、御斎峠では日が射すこともあり、今日はラッキーとほくそ笑んだりもしましたが、基本的にシトシト降り続く1mm前後の雨。路面は基本ウエット。雨の強弱はあるものの、お手上げの土砂降りにはなりませんでした。

ま、雨が止んでも追い越すトラックはお構いなしにしぶきを巻き上げていくわけですが。
右側からかけられる水しぶきに、左側通行って駆動系へのダメージが大きいような気がします。

25号線(通称、「酷道」だそうです。その通りでした)では、サイコン用の磁石がズレ、その後の計測がおかしくなってしまいました。取れない工夫はしていたで安心していたのと、正しく計測している時もあったので、雨or混線の影響と思っていましたが、帰宅後、ホイールを掃除していて気が付きました。

結局、関ヶ原のクイズポイント過ぎ(171km)まで振ったり止んだり、ウエアやグローブが乾いたかと思えばまた濡れると言った状態の繰り返しでした。長浜で琵琶湖畔に出てからは降雨はなく、交通量の多いルートは路面も徐々にドライとなってきました。
お陰でゴールまでの残り100km程、夜間の山間部では濡れた路面だけに気をつければ良くなったのは助かりました。

ルート上にある電光掲示板による気温表示では7~12℃でした。
日没後も温度が下がらず、随分暖かく感じました。これは雨の恩恵かも知れません。

ともあれ、無事完走しました。
次の週末は200kmで私のデスマーチは仕上げです。なんか天気悪そうですけど・・・。
勝手知ったる泉佐野~宇陀です。ま、なんとかなるでしょう。


今回気づいたこと:
レインウェアは上だけで良い。
結局下は持っていましたが、使いませんでしたので、お荷物でした。
ひざ下は確実に濡れますが、おしりの蒸れの方がロングライドでは影響が大きいように思いました。
おしりの保護には、乾きにくいパッドをなるべく濡らさない工夫が大切じゃないかと思います。
本降りの場合は、コンビニで買う。

やっぱりヘッドライト(ヘルメット装着)は必要。
琵琶湖畔から日没を迎えますが、街灯が少なく、山間部は一般車も少なく真っ暗です。
重いのでちょっと迷っていたのですが、失敗でした。
レインウェアの下と入れ替えです。

やはり雨の日はブレーキパッドの減りが尋常ではない。
元々、下りは苦手でですが、天候とコースが相まってブレーキ多用しまくった結果、ゴール地点では殆ど効いていない感じでした。
自宅で確認したら、ブレーキパッドがつるつるです。

新品と比較。機能する部分だけで考えると1/3?!

どれだけ減ったのかを物語るのがフレームに追加ブレーキダストと思われる汚れです。
泥よけ装備のおかげ?で飛び足らずに済んだ分、流されることもなくブレーキ周辺を汚しまくってました。


 

私の泥よけのリムサイドにかぶる部分にはスポンジ状のパーツが付いており、泥よけとリムが直接接触するのを防いでくれています。
ついでにリムサイドの汚れも落としてくれるので、雨で濡れることによるブレーキの効きが弱くなりにくいのですが、今回のように一定量を超える汚れの場合、落とすより塗りたくっている状態になっているようです。
・・・タイヤやリムの汚れ方が涙が出そうです。
大きめのスポンジに変えるとかの工夫を考えます。

今回投入した新装備:
innotech 105(チェーンオイル)
いきなりの実戦投入が300kmでしかも雨と言う過酷極まりない事になってしまい、不安だらけでした。
結局、230kmぐらいからチェーンの泣きが始まり出し、250kmではキュイキュイ言い出しました。
このオイルの場合、オイル切れ?という表現が正しいのかは分りませんが、
最後までゴリゴリ感はなかったので、なんとかギリギリ?使えた感じです。
雨がなければ最後まで問題なかったかも知れません。

チェーンが鳴き始めるまでは、全く問題無い使用感です。
抵抗感もなく、変速性能にも影響ありません。変な音もありませんでした。

特にこのオイルの売りである、汚れがつきにくい特徴はすごいと思いました。
確かに汚れいていますが、従来のオイル使用時に比べて圧倒的に綺麗です。
(普段は、Shimano純正 or タクリーノに距離と天候でグリスをプラス)
得体のしれない汚れはついていませんでした。(雨で流れたのかも知れませんが)


洗車する際はウェスでざっくり拭き取り、105を吹きつけながら汚れを落としていきます。
(結構使ってしまいました)
最初の塗布作業の手間がしんどいので、宣伝文句の洗浄効果を信じることにしました。
次週、BRM324の200kmでその効果がわかる?かと思います。

今回、途中でオイル切れしてしまいましたが、その他は望んだ通りの性能でしたので満足しています。
説明書には300~400kmごとに注油と書いてありましたので、上手く走れば400km持つのか。
でも、600kmのブルベでは使えないし、途中で注油しても乾燥時間を確保できないので微妙です。
ドロップバッグのあるブルベなら、チェーンを忍ばせておく手が使えるか。など、妄想中です。

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