2013年1月17日

BRM113-高松-400km Data

ガーミンのログから:
距離:275.80 km
タイム:14:34:13
平均スピード:18.9 km/h
高度上昇値:1,861 m
カロリー:9,207 C

補給食:
PC1:おにぎり(3個パック)、缶コーヒー、アミノゼリー
すき家:とりそぼろ丼(並)、豚汁お新香セット
PC2:オロナミンC、水(500ml)
因島ローソン:飲むヨーグルト、バナナ(1本)、アミノゼリー
PC3:コーヒー、ドーナツ(2個)
福山7-11:飲むヨーグルト、ブラックサンダー、アミノゼリー
通過チェック:飲むヨーグルト、アミノゼリー、バナナ(1本)


装備:
  • Garmin Edge705
  • CATEYE CC-MC200W
  • オルトリーブ サドルバッグL
  • トップチューブバッグ
  • フレームバッグ
  • ツール缶(パンクキット、鍵)
  • ボトル1本
  • HL-EL540
  • HL-EL530
  • Fiber Flare Short
  • Tristar(テールライトのバックアップ)
  • HW-888H
  • ウルトラライト輪行袋(WIZARD)
  • Race X(バックパック)-衣類等(防寒着、前泊の服)
  • ハイキング用?座布団


※SG-355Bが接触不良をよく起こし不調のため、HL-530に変更。重たいけどライフが長いのでコレでいいかも
※新たにフレームバッグを追加したので、予備バッテリなどの重量物をこちらに。サドルバッグは輪行袋などあまり取り出さないものを収納したところ、後方の重量が減り、バイクを扱いやすくなったカモ。
※バックパックは無いほうが良いけど、苦痛にはならなかった。衣類だけ位ならOK。背中の防寒にもなったような気がする。今後の検討課題。
※座布団は結構有効でした。嵩張るけどバックパックのサイドポケットに挿しておけるし、休憩時に地面に座る時でも断熱してくれるので温かく、クッションが疲れたお尻に楽です。あとレーパンを傷めないしね。濡れた地面にも有効でした。仮眠時が必要な時には枕にするつもりでした。

2013年1月16日

BRM113-高松-400km Report

BRM113 -400km

2013年シーズン最初のブルベです。
のっけから日をまたぐ400kmですが、体温調整を無難にこなせば完走できると考えていました。
結果は275km地点で無念のDNF。

走行中にリアエンドがフレーム側の付け根からポッキリ折れるという痛恨の機材トラブルです。
何故に金具ではなく、フレームが折れるのか?そこを守るための仕組みじゃねーの・・・。
なので、エンド金具の予備は持っていたのですが、無用の長物となりました。

ちょっとした坂に差し掛かってギヤをひとつ落としたかどうか記憶が薄いですが、直後にガシャ。
坂なのでトルクはかかったでしょうがダンシングしてたわけでも無く、クルクル回転状態だったのに。
これまでに変速不良などの予兆もなかったので、余計に???

チェーンを切ってシングル化して走る手もありましたが、残りの距離を破損箇所から後輪を支えきれれるのかという不安もあったので辞めです。
雨も降ってたし。
フレーム損傷のショックも大きいし。

これはフレームごとアウトなのかなぁ・・・場所が場所だし、修理できたとしてもブルベでの使用を考えると耐久性の面で不安を抱えながら乗るのはどうもなぁ。
保証書を確認してみるか・・・。(転倒したわけでも段差に突っ込んだわけでもありませんし、通常使用の範囲なのか、どういう保証があるのかを知っておくのも良いかと思うという・・・てか諦めきれない悪あがき? 現在、メーカー問合せ中。)

こんなことになりました。

あー、でも体力的には余裕があったし、ペースも悪くなかったので機材トラブルがなければ完走は狙えたよね~と、トラブルの回避や起こった際の対処も含めてブルベだということはこの際ヨコに置いといて、虚脱感に包まれながらフレームに目をやってはため息をつく・・・。
と言うことを繰り返しながらレポートを書く気力もなく、ボヤーっと雨の月曜日を過ごしていました。

とは言え貴重な体験もしたので、レポートを書いておくことにします。

1/12の前日に新幹線で岡山入り、岡山からマリンライナーでうどん県は高松へ。
マリンライナーは初めて乗車なので混み具合など読めないため指定席を確保。その後twitterで2階がオススメと読んだが、その時まで2階建てとは知らなかった。
下の階は視線がホームの地面?と同じ高さで通過時はスリル満点でした。
瀬戸大橋通過時は橋の構造物が邪魔でしたが、良い景色でした。旅情感たっぷりです。
程なく高松について下車するとブルベなの方々が既にウロウロ。輪行袋だけでも目立ちますが、反射ベストまで着ているとひと目で分かりますね。
駅前でパフォーマンスしてる人より、視界に飛び込んできます。(この目立ち方が道路上では安全に繋がるということか)

ビジネスホテルにチェックインして、買い出しを兼ねて玉藻公園等を散策します。
観光客は少ないように思いましたが本当に暖か。良い天気です。
しかし、日曜日夜以降の天気予報は刻一刻と悪化しています・・・。

翌朝は4時起き予定なので21時にベッドに入りますが、周りの人は当然起きてる時間なので、音が気になって眠れません。
結局24時ごろまでウトウトしつつも眠れませんでした。

朝、ゆっくりしてから出発すればよかったのですが、清算がが退室時だったため時間がかかるとイヤだったので早めに出たら5時組の車検の最中に集合場所へ到着。
6時組の受付が始まるまでしばらく待機。じっとしてると寒い。でも動けば全然大丈夫な範囲。

この時期に400kmが取れればその後が楽になりますし、今年はどれだけブルベに参加できるか分かりません。
距離やコースプロフィール的には全く問題ありません。気温も曇りがちなためキンキンに冷え込むほどではなく、私的には許容範囲です。
できれば完走したいところです。
天気予報を見ながら、とりあえず尾道。天気が持てば岡山。その時点で体力、時間に余裕があれば完走狙いと自分なりに判断基準を設定してスタートを待ちます。

程なくスタート。夜明け前の街中を進んでいきます。
基本的に道が広めで走りやすかったですが、周囲の車の速度域も高めでしたので車が増えるとイヤだなとか思いつつもクイズポイントへ。

在りし日の勇姿?

この頃にはすっかり夜も明けて、少しの追い風とともに良いペースを刻みます。
今治ではガスっててしまなみ海道がもう一つの景色でしたが、日没までに尾道に到着。雨もまだ降っていません。予報では1時間後ぐらいから雨。

サンライズ糸山から 
尾道市街

この時点で切り上げるプランを相当悩みましたが、去年の台風ブルベで出走しない判断をした私は、その後悶々としたので、とりあえず走ってから考えることにしようと。

ここからは尾道上陸前辺りからご一緒させていただいたAさんと供に夜装備で出発です。
東へ北へズンズン進みます。尾道からは向かい風を覚悟していたのですが、あまり風がありません。ラッキーです。
その分雨雲も遅く動くのでは?と楽観的に考えながら進みますが、コンビニ休憩をしているときにポツポツと降り始めます。警ら中のパトカーに応援?されながら再出発です。
霧雨のような微妙な雨でしたが通過チェックの井原駅前ローソンを出た後にしっかり降り出します。
慌てて大きなドラッグストアの軒先を借りて雨装備に変身です。この後は降り続くのかな?
SPDスニーカーに手持ちのシューズカバーが使えなかったので、靴内にしみこむとつらそうですが、今のところは大丈夫。
寒さ的にはまだ全然平気だったので濡れるだけ濡れてから防水ソックスに履き替える段取りです。
この辺りで完走のイメージが見えてきました。とりあえず岡山だ~っと。大分、調子に乗っています・・・。

そして、悲劇が!
どうやって帰ったものかと途方にくれましたが、地図を見直すと井原鉄道の小田駅がすぐ近くに。
これなら押歩きでたどり着けそうです。
ここまでご一緒していただいたAさんも一緒に終わるということで、申し訳なかったのですが一緒にリタイアとなりました。

小田駅の待合で輪行袋に自転車を納め、DNFの連絡を入れます。
そこでたまたま一緒になった地元の方に岡山までの帰り方や途中の乗り継ぎ方法など、とても親切にしていただきました。
この方も昔自転車乗りだったとかで、道中で話が絶えませんでした。
本当にありがとうございました。

また、この日は井原鉄道の記念日で全区間100円というラッキーデイ。そして、乗り合わせたのが記念車両だったという幸運。
電車好きと言う訳ではないですが、ちょっと得した気分になりました。

特別車両の内装
しかし、これは次に続く困難までの一休みでしかなかったのです。
予定では、井原鉄道 清音駅まで移動し、JR在来線に乗り換え岡山へ。そして新幹線と言うルートです。
この時点で乗れる新幹線は残り2本。
最終は新大阪に直行なので、Aさんも私も自分の家を行き過ぎてしまいます。新大阪から在来線で帰れるので余計な一泊はしなくて良い分ましともいえますが・・・。
なので、ベストは最終1本前です。
この新幹線への乗り継ぎ時間は時刻表通りの運行で10分。まぁ、荷物や靴のこと、チケットのことを考えるとギリです。
なのに清音~岡山間の列車が遅れて来ません。5分遅れで乗車です。
5分で乗り継げるのか?今のJRは回復運転しませんので多分このまま遅れるだろうなぁと思ったその通り、きっちり5分の遅れで岡山到着。

到着と同時に輪行袋を肩に食い込ませ、緑の窓口へ。事情を察した駅員さんがとにかく新幹線に乗ってから切符買ってと改札へ促してくれました。
とにかく改札を通りぬけ、階段を駆け上がりホームについてら列車到着のチャイムが・・・間に合ったぁ~。
多分この日一番心拍が上がったと思います。

席に着いたときは安心感でどっとひと笑い。周りの皆さん騒がしくてスイマセンでした。
その後直ぐに通りかかった車掌さんに切符を渡して清算してもらいましたが、400円で新幹線に飛び乗ったのは初めてです。

Aさんとはブルベや自転車、地元のコース等の話をしながらまったり楽しく過ごしました。
あっという間にゴール地点の姫路で私は新幹線を降り、Aさんとはお別れです。ここからは在来線。
Aさん、色々お世話いただいてありがとうございました。(自転車が用意できたら)次のブルベでお会いしましょう。

ホームに駅そばがあったので、おぉこれはラッキーと食べて温まろうと近づいたら、目の前で暖簾を片付けられ、お預けを食らうという悲しみを最後に背負いました。

複雑な心境のまま地元の駅前までヨメちゃんに車で迎えに来てもらいました。
自転車壊れてんと言ってますが、きっと部品が壊れたと思っているでしょう。新しいのが要るねんとは言い出せませんでした。

う~ん、BRM224どうしよう。

今回、ブルベそのものは途中リタイアで残念な結果となってしまいましたが、そこからの帰路はちょっとした冒険気分で今になれば楽しかったです。前泊までの道中の含めて、旅情たっぷりのブルベとなりました。ま、ある意味経験値は上がってレベルアップした感がありますね。・・・ということにしておこう。