2012年5月21日

BRM519-泉佐野-300km Data


BRM519の補足として、データ的なもの。



ガーミンのログから:
距離:
307.22 km
タイム:
15:23:23
平均スピード:
20.0 km/h
高度上昇値:
3,410 m
カロリー:
10,434 C


補給食:
夕食:唐揚げ弁当、サンドイッチ
通過チェック:おにぎり(梅)
PC1:ポカリスエット(500ml)、おにぎり(梅、昆布)
PC2:ハニーミルクラテ、おにぎり(梅、昆布)
PC3:リポビタンD、アクエリアス(500ml)、おにぎり(梅、昆布)
PC4:DAKARA、野菜ジュース、おにぎり(かつお、昆布)
PC5:オランジーナ、おにぎり(梅)
通過チェック:ゲータレード(500ml)、ブラックサンダーx2、カロリーメイト(小)


装備:
  • Garmin Edge705
  • CATEYE CC-RD-300W
  • オルトリーブ サドルバッグL
  • トップチューブバッグ
  • ツール缶(パンクキット、鍵)
  • ボトル1本
  • HL-EL540
  • SG-355B
  • TL-LD610
  • HW-888H

BRM519-300km-泉佐野 Report

4月の400kmを謎の体調不良でリタイアしてから、何かとバタバタすることが続き、心配もありましたが無事に完走しました。
しかも、想定時間を1時間近く短縮して走ることができました。すばらしい。

コースは泉佐野をスタート・ゴールとする200kmを延長したものです。
300kmは去年も走っていますので、コースに関して不安はありません。

今回の心配事は3つ。
1.新兵器の投入の効果はあるのか?
2.夜スタートで眠気に耐えることができるか?
3.翌日に疲れを残さずゴールできるか?
ということでした。

1は新兵器として以前写真を載せていましたが、組立のログなどを載せる間もなくブルベに実戦投入です。
今年のブルベは新しいフレームで走ろうと思っており、1月に注文をしていたのですが、届いたのが4月の中旬。
その新兵器とは、Look 586 UDです!! またしてもLookです。数字が一つ増えました。+1の進化?です。
購入にあたって、違うメーカーのことはあまり考えませんでした。566と悩んだぐらいです。
これはLookにハマってしまっているということなのでしょうか・・・?
ま、色々あって、組立が終わったのがGW。なんとか先週時間を確保して、アワイチで長距離テスト。装備なんかの微調整を行なって晴れて実戦投入です。

アワイチと300kmを終えて、前に乗っていた585との比較では、圧倒的に体への負担が軽減しています。
コンポ等は585からの総移植ですので、フレーム以外の変更点はありません。
フレームは585がSサイズ、586がXSと一つ小さくし、585のもう一つ前に乗っていたフレームサイズに近づけました。
Sサイズでも問題はなさそうなのですが、585ではなんとなく違和感なんかもあって、今回は大きな買い物なので躊躇もありましたが冒険的にサイズを変更です。
そういう意味では、サイズの違いなのかフレームの違いなのか怪しいところはありますが、私的には大満足の買い物となりました。
唯一サイズが小さくなったことで、前三角が小さくなり、これまで付けていたフレームバッグが付けられない。と言う不幸があり、その代替策で頭が痛いです。これは未解決。

全体的にマイルドな乗り味です。普通の586よりカーボンのグレードを下げているというようなことが書かれていましたので、それも影響しているのでしょうが、585からの設計の進化というか、時間的なものを感じます。
顕著なのが、峠の下りコーナー前にあるゼブラゾーンでの挙動です。跳ねない訳ではないですが、接地感が残っているので安心感があります。コーナリングもニュートラル。集中力が途切れがちなブルベの終盤では大切かと。

上りはさすがにクライミングバイクとしての基本設計が活きているのでしょうか、小気味良く登ります。
回転系の登り方のほうがあっているように思いますが、ダンシングでも585では感じなかったウイップ感を感じながら登れます。
私は重めでダンシングを多用する質なのですが、グイグイ登ると言うよりは、スイッスイッっと踏み足が抜けるような感じです。もう1段重くしてもいけるのかな?

正直、ここまでフレームの違いがあるとは思いませんでした。
でも、レースなら585かなっと言うのが今の感じです。

フレームに関しては大満足でしたが、途中からリヤディレイラーの調整が狂いだし、必殺の27Tと信頼の25Tが封印されてしまいました。漢の23Tで進む忍阪の上りは涙の物語となりました。
走りながらや、途中のPCで調整を行い27、25Tは復活しましたが、微妙に気持ち悪い。
最後まで変速不良を抱えつつの走行となりました。

2は去年の400kmで明け方まで走ることや毎年出ている岡山のミッドナイトエンデューロで夜走る経験はしていますが、
スタートまで日常生活を大きく変えることもできず、昼寝で寝溜め作戦も中途半端にしか出来ませんでした。
また、400kmでは朝にゴールを迎えますが、今回はその先を走り続けるという未体験ゾーンが待っています。
600kmへ向けての良い経験となりましたが、天候に救われたところが大きかったです。

この日はスタート時点で20℃近く気温があり、明け方でも14℃位はあったのではないでしょうか?
一応冬用のアンダーに夏用長袖ジャージで望み、翌日の気温の上がり方でアンダーを脱ごうと思っていましたが、翌日も曇り空でカンカン照りにはならず、下りで体が冷えることがいやでPC5まで冬アンダーで過ごしました。
夜間の冷え対策としては、ニーウォーマーをレッグウォーマーの上からして膝部分を2重にしておきました。これも効果アリでした。
このコースは長い下りが控えているので、そこで体を冷やさないことが大切だと去年体験したので、下り重視のレイヤードと。

眠気はスタート時が一番強く、その後は全くありませんでした。
ゴール後、車の運転中が一番やばかった。一気に吹き出してきたようです。すぐに止めて仮眠しましたが、1時間程気絶したかのように寝てました。

3はいつもより遅くゴールするため、月曜日までの時間が少ないことです。
もちろん疲れを残していては良い仕事ができません(^^) のでダメなのですが、実は月曜日から旅行に出かけるため、ぐうたらできないのです。
そういう意味では、疲れを残さないというのもありますが、絶対無事に帰ってくるというミッションを果たせてよかった。
旅の準備が済んでいませ・・・、これ書いたらやります。

総じて、これまでの経験を生かしつつ準備ができたので満足度は高いです。
疲れないように、そして無事に帰るように考えていた割には想定よりも早い15時間台でゴールできたのも嬉しいです。

次は来月の400km。それまでにリアディレイラーを再調整しておかなくては・・・。